今回の「改造」は単純である。シャッター部分に,24mm×24mmに開いたマスクをとりつけるだけである。したがって,撮影可能な枚数が増えるわけではない。マスクの材料としては,次の要素を満たすものを探した。
- 薄いこと。
- 平面であること。
- 加工が容易であること。
- 無用な反射などがないこと。
- 入手が容易で安価なもの。
この条件を満たすものを考えていると,仕事中に「3.5インチフロッピーディスク」のシャッターが利用できるのではないか,ということに気がついた。
メーカーや製造時期によっては,この部分を薄いアルミ板で作っているようなものもある。手元にあったフロッピーディスクのうち,数年前に購入していたフジフィルム製のものが,適当な材質に思われたので,これを利用した。
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この部品を適当な大きさに切り出して,フィルムをマスクするように,瞬間接着剤で貼りつけることにした。しかし,この部品は,フィルムガイドレールの高さよりも,微妙に厚いようである。このままでは,フィルムに傷がつく恐れがある。 |
そこで,フィルムガイドレールの高さよりも薄くなるように,紙やすりで削ることにした。材質が柔らかいので,このような加工も容易である。 |
削り終われば,開口部が左右中央で24mmになるように,貼りつければよい。 |
ファインダースクリーンにも,同様にマスクをとりつける。ニコンFは,ファインダースクリーンの取り外しが容易なので,この部分の工作も非常に楽である。
このボディには,上の画像のように,外光式フォトミックファインダーを組みあわせて使用している。ファインダースクリーンに手を加えても,露出には影響しないのである。 |