Mamiya RB67用で,標準レンズとして扱われるものの1つである。ライカ判で焦点距離43mmくらいのレンズを使うときに相当する範囲を写すことができる(縦横比は異なる)ので,やや短めの標準レンズという感覚で使うことになる。
レンズ銘のうしろに「C」がつかないタイプのレンズは,初代Mamiya RB67 Professional(うしろに「S」などが つかない)と同時期に発売されたタイプのレンズを示す。Mamiya RB67は,蛇腹の先にレンズボードがついており,この蛇腹を伸縮させることでピントを調整するようになっている。そのためこのレンズには,ピント調整のためのヘリコイドがない。
昔からの標準レンズらしく,すなおな描写である。