プレスの接写リング
新規投稿者 MieMie  投稿日 7/20(火) 14:17:53  返信も含め全削除
諸先輩方にお尋ねいたします。
最近友人から頂いた、プレスの接写リングですが、bTとbRが同じ長さで。
bP:ボディー側アダプター
bQ:レンズ側アダプター
bR:約20o
bS:約44o
bT:約20o
同じ大きさで番号が違うなんて、何か可笑しいですよね。
私の接写リングが変なのか、こういう製品なのか教えて下さい。
またホームページの資料室で説明している、ミヤユニバーサルプレス接写スペーサーセットとマミヤプレス接写リングは、どう違うのですか??。
宜しくお願い致します。

返信 3 MieMie  投稿日 7/21(水) 11:46:22  削除
ゼットンさん、親切な解説、有り難う御座います。
接写リングはレンズとボディーの間、スペーサーはフィルムホルダーとレンズの間に使う物なのですね。
接写時の露出倍数の事も教えて下さい。
100oの場合、ホームページの露出倍数表を印刷して参考にしながら撮影するのですが、50oや150oでも撮りたい。
何かの本の、フランジバックが1.5倍の時は+1EV・2倍の時は+2EV、と書いてあった様に思ったので、単純に無限遠のフランジバックと接写リングを付けた時のフランジバックを比較して、安易に求めて見ました。
そのレンズの焦点からフィルム面まで距離=A
☆レンズの焦点は、厳密には後側主点だが分からないので、前玉と後玉の中心と仮定しました。
接写リングを付けた時のレンズの焦点からフィルム面まで距離=B
とした場合、B=1.5Aならば+1EV・B=2Aならば+2EVで撮ってみました(その中間は適当に)。
フィルムはモノクロなのでそれなりにプリントができましたが、こんな適当な露出倍数の考えで良いのでしょうか。
返信 2 ゼットン  投稿日 7/20(火) 16:54:28  削除
さて、スペーサーというのは、ユニバーサルプレス専用アクセサリーです。
前述の通り、接写の場合、アオリ板を引き出して撮影倍率を上げることも出来るわけですが、ユニバーサルには、アオリがありません。
そこで、ボディ長を延長するために、スペーサーセットが供給されました。
スペーサーNo.2は、スーパー23のアオリ板を最大に引き出したのと同じ長さになっています。
No.1のほうは、No.2よりも長いのですが、倍というわけではありません。
測ってみると、なにやら中途半端な長さです。(過去ログのどっかで取り上げたことがあるのですが・・・。暇があったら、探して下さい。)
これは、実は、75mmを付けた時に、簡単に等倍が出るように考えて、長さが決められているようです。
余談ですが、ユニバーサル以降のアクセサリーに、等倍複写台というのがあります。
これは、4本足の台座なのですが、足の長さが、あらかじめ75mm+スペーサーNo.1をつけて等倍が得られる長さ(撮影距離)になっています。
どういう需要があって、等倍撮影専用アクセサリーが供給されたのか分かりませんが、何か必要な分野があったのでしょうね。

100mmを使う場合、No.1とNo.2を組み合わせれば、等倍になりますが、127mmでは、等倍までの拡大は出来ません。
また、No.2では短すぎるが、No.1では長すぎるなど、帯に短し襷に長しで、スペーサーだけで接写をしようと思うと、希望の倍率が得られなかったりします。
そういう意味では、ユニバーサルで接写をする場合、まず中間リングを使った方がいいでしょう。
そして、それでも倍率が低い、あるいは、リングを延長しすぎて周辺がケラレてきたなどという場合に、スペーサーを組み合わせるのがいいと思います。
返信 1 ゼットン  投稿日 7/20(火) 16:54:00  削除
お答えいたしま〜す。

まず、長さが同じなのに、番号が違うのは、確かに笑っちゃう、じゃない、可笑しいですが、そういう製品であることは間違いないです。
でわ!
なぜ、同じ長さのものが、2個あるのか?

ここからは、私の想像です。
接写リング自体は、初期のマミヤプレスの頃から、アクセサリーにあったようです。
で、当初は、No.4までだったのではないか?
というのは、初期のマミヤプレスの標準レンズは90mmでして、中間リングNo.4までつければ等倍撮影が出来たのではないかと思います。(検証してませんが。)
ですが、スーパー23以降、100mmが標準になったので、もう1枚リングを追加しないと等倍まで出来なくなり、No.5を追加したのではないでしょうか?
資料室の接写リング露出表を見て下さい。No.4まででは、等倍になりませんね。
スーパー23なら、アオリ板を引き出して倍率を稼ぐことも出来ますが、ユニバーサルでは、アオリを持たないので、中間リングを増やすしか仕方がありません。

では、なぜ、違う長さの中間リングにしなかったのか?
それは、分かりません。
取りあえず、短い方のリングをもう一個つけとけば、用が足りると思ったから、てなとこではないでしょうか?


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