返信 6 kan
投稿日 1/16(月) 14:08:15
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>> 一般に二重像式距離計は短焦点のレンズほど精度が必要となります。
>> これはレンズ移動距離が短いので、
>この部分は誤解されています。
説明を省略すると突っ込みの対象になりますか・笑
もちろんわかっています。マミヤプレスに採用されている距離計は、測距側の動き方は固定して、レンズ側のヘリコイドの回転を、それぞれのレンズに合わせた内部カムで同一距離には同一位置になるように補正していますから、距離計アームを押す動きはレンズに拠らず一定です。しかし、短焦点レンズの内部カムの前後の動きは非常に少なく、わずかのゴミなどでもずれがより顕著に出るという意味です。
現実に合焦を調整する場合、より焦点距離が長いほどヘリコイドの回転角が大きく、短焦点レンズで作業するよりはるかにきめ細かく調整が出来ます。もちろんピントグラスでの確認も長焦点になるほどピントの山がつかみやすいので、本体を自作する場合にも長焦点で行うのが普通です。これは実際に作業されればわかると思います。
距離計の一般論としては、この焦点距離によるレンズ移動距離の違いを、ホースマンなどではそれぞれのレンズに専用カムを用い、グラフレックスなどに採用されているものでは内部カムの支点または力点の位置を変更することで行っています。マミヤプレスはレンズ側で調整されているので、専用レンズでは便利ですが、汎用レンズを距離計で使うのはまず無理という理由でもありますね。 |