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投稿日 11/7(火) 00:34:44
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実体験2
ワンクラス高級(と謳われた)リアラというネガフィルムが発売されました。
使ってみると、やや軟調気味で、中間調の再現性が良好に感じました。
私の好みに合ったので、メインをリアラに切り替えて使っていたところ、
あるとき、ものすごく極端に眠たい調子のプリントで上がってきました。
すぐに現像所にクレームを申し出たところ、
「ネガがかぶっているので、どうしようも無い」と言います。
私が慎重にネガを観察してみても、そのようには見えないので、
再度クレームを付けてみたのですが、それでも、
「ネガがかぶっています。」の一点張りです。さらに、
「フィルムの保存状態が悪かったと見受けられます」と言います。
しかし、秋に買ったフィルムを、春先に使っただけなので、
かぶるほど保存状態が悪かったというのは考え難い話です。しかし、
「お客さん。冷蔵庫で保存しましたか?」と現像所は譲りません。
私は現像所(フジカラーサービス)では埒が明かないと思い、
フジフィルム本社(のお客様センター)に相談したところ、
現物を送って欲しいと言われ、そこに預けました。
2週間ほどして返ってきた答えを聞いて、私は仰天しました。
「リアラペーパーを使わなければいけないところを、
普通のペーパーでプリントしていました。現像所のミスです。」
フジフィルム本社は、きれいに再プリントをしてくれて、
さらに詫状まで添えて、誠意を尽くしてくれたのですが、
肝心の現像所からは、何ら音沙汰は無し・・・
しかし、私が仰天したのは、現像所の態度ではありません。
「リアラが特別なペーパーを必要とする」ということです。
そう言えば「リアラにはリアラ仕上げで」と盛んに宣伝しています。
これは、ミニラボじゃなくて純正仕上げを勧めることによって、
現像所の売り上げを伸ばすことが目的なのだと、タカをくくっていました。
「果たしてリアラネガはいつまでプリントできるんだろう?」
使わなければ良かった・・・私には悪夢の再現でした。 |