【質問】6×9フォルダへフィルム装填
新規投稿者 白峰  投稿日 6/28(土) 13:34:26  返信も含め全削除
初めまして。白峰と申します。

家で眠っていた「マミヤプレス・スーパー23」を使ってみようと、
いろいろ調べている中で、こちらにたどり着きました。


6×9のフィルムフォルダーに120フィルムを装填したのですが、
巻き上げレバーが止まることなく、どんどん巻き上がっていってい、
あれれ??と思っているうちに、1本全部巻ききってしまいました。
(裏蓋にフィルム遮光紙に書かれた番号を読む穴はありません)

フォルダー左上にあるフィルム種類とASAを指定するノブは120、
ASA100にあわせています。ノブの横にあるフィルムカウンター
は「S」のままで、巻き上げ最中に動く気配はありませんでした。

・これって、壊れているのでしょうか?
・それとも何かを見落としているのでしょうか?
・壊れている場合、何回ぐらい巻き上げれば良いのでしょうか?

フィルムフォルダーにも色々なバージョンがあると思いますが、私の
は巻き上げレバーやフィルムカウンターのある上部がシルバー、それ
以外は全て黒のモデルです。「MAMIYA 6×9」のプレートが
裏蓋のすぐ上に、その右側、巻き上げレバーの下(裏蓋のすぐ上)に、
左右にスライドする爪がついています。

よろしくお願いします


PS.
巻き上がったフィルムは真っ暗なトイレの中で取り出し、まき直して
おきました。被っていないと思うのでブロニカS2で使おうと。。。

返信 15 白峰  投稿日 7/13(日) 22:01:11  削除
れんずまにあさん、こんばんは。白峰です。

> 全紙大でも独特のぬめっとした粒子がない描写が持続します。

なかなかカラーの全紙でプリントする勇気がないのですが、これ!という1枚ができれば投資してみたいです。

> 焦点板をはね上げるレバーは昔ロールフィルムではなく1枚1枚別になった2x3カットフィルム
・・・
> 証明写真などで1枚あるいは2枚だけ撮影現像したいと

そういう使い方があったのですか。

たしかにフィルム1本使う訳にはいかないですよね。昔、父は証明写真の撮影で、35ミリのフィルムを使っただけ切って現像していました。

> 必ず拡大ルーペ(x4〜x7くらいが適当)をお使いください。

ルーペ、15倍のが有るのですが、倍率が高すぎて使いづらいです。かってきます。


ところで、最近、カメラの掲示板を見ていますが、れんずまにあさんのお名前をよく見かけます。いろんなことをご存じで、また別のところ(マミヤ以外)でお世話になるかもしれません。
返信 14 れんずまにあ  投稿日 7/13(日) 07:45:57  削除
6x9のクオリティは小さなサイズのプリントでもなんとなくわかる気がしますが、伸ばすほどに実感できますよ。全紙大でも独特のぬめっとした粒子がない描写が持続します。全紙までなら4x5はいらないと思えるほどです。

さて仰っている焦点板は「ピントグラスホルダー」でしょう。
プレスの焦点板には大まかに2種あり、ひとつが上記のもので、もうひとつはフレネルレンズつきの磨りガラスに蓋付きの折り畳みフードがついた「ピントフード(フレネルレンズ付き)」です。ピントフードにはユニバーサルプレスでポラロイドを使うための大型のものがありますが、それは一応おいといて。

「ピントグラスホルダー」横にあるスリットと、焦点板をはね上げるレバーは昔ロールフィルムではなく1枚1枚別になった2x3カットフィルム、まあ4x5シートフィルムを小さくしたようなやつですね。それをカットフィルムホルダーに収めて横から差し込むためのメカニズムです。証明写真などで1枚あるいは2枚だけ撮影現像したいというニーズに応えたものでした。今も大名刺判のネオパンがまだあったかな?

そのレバーも反対側のつまみもロールホルダーをお使いになる時にはさわる必要がありません。焦点板を浮かせてしまうと正しい焦点位置が保持できませんから。焦点板は一番奥(レンズ側)に引っ込んだ位置が正しい位置です。

「ピントフード」はロールホルダーしか使わない時不必要な機構をとりはらって薄型軽量化したものです。焦点板を使用するにあたって使い勝手の差は特にないでしょう。

正確に焦点を合わせたい時、必ず拡大ルーペ(x4〜x7くらいが適当)をお使いください。肉眼では大伸ばしにするとどうしても焦点合わせが甘くなります。
返信 13 白峰  投稿日 7/12(土) 21:26:38  削除
みなさま、こんばんは。白峰です。

現像に出していたフィルムを受け取ってきました。
ネガで見ていますが、無事写っているようでした。
(判るのはピントぐらいで、色は判りませんが)

一定のEV値になるように絞りとシャッタースピードを
変えながら撮影したので、シャッターの大きな狂いも
ないようです。

何枚かプリントに出してきます。


さて、次にお教えいただきたいのがピントグラスです。

私のピントグラスは全面黒色で、裏蓋が上に跳ね上がり、
両サイドには遮光板等が無いタイプです。

カメラに装着した際、向かって左側にはバネのついた
レバーがあり、右側には黒い取っ手がついています。
磨りガラスには薄い布の蛇腹がついています。

さて、このバネのついたレバーはいったい何のためにあり、
どのように使う物なのでしょうか?

何となくガラスを交換できるのではないかと想像していますが、
取り外し方も判りません。

毎度毎度、申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

返信 12 れんずまにあ  投稿日 7/7(月) 11:32:11  削除
白峰さん、フィルムホルダーが故障していなくてよかったですね。
その手の故障は聞いたことがなかったので、無事解決して幸いでした。

さてフィルムホルダーの引き蓋の件、私は異なる失敗も頻発しました。
レンズ交換の時、引き蓋をしないでレンズを外してしまいます。
フィルム膜面が見えちゃって、うわーーー!!となるけど完全露光後の祭り。

撮影後直ちに巻き上げておく習慣がついていれば、未露光部分が一コマ分失われるだけですが、苦労して撮影したコマがアウトになると救われません。

また未露光部分とはいえ、直前のコマの端っこにも光線引きが及ぶ場合もありますから、フィルムが見えたらしげしげ眺めずに直ちにレンズを戻すか体に開口部を密着させるかして遮光を図らないと取り返しがつかなくなるかもしれません。

普段使っているフォーカルプレーンシャッターカメラは、自動的に露光後遮光が完了するので、偶にプレスを使い始めると引き蓋操作をうっかり忘れてしまうのです。

逆に大判カメラを使う訓練になりますよ。大変スムーズに移行できます。
大判カメラをずっと使用してプレスに戻ると、なんて便利なカメラなんだろう!って見直したりして。
アオリの話も、楽しいですね。

ブロニカもSRTも素晴らしい写真機です。よいご撮影を。
返信 11 スポック  投稿日 7/7(月) 08:40:47  削除
> ローラーの上を通してスプールに巻き付けて蓋を閉じたところ、
> カウンターは無事動作しました。
故障じゃなくて良かったですね。

> かなりな慎重さが必要と判りました。
マミヤプレスで最も多い失敗は、
引き蓋を入れたままで撮影してしまうことです。
当然ながら、フィルムには何も写りません。

構図を整え、
ピントをきちんと合わせ、
露出もバッチリ。
チャンスを待って、
満を期してシャッターレリース!

・・・よっしゃ!!
と納得して、
引き蓋を入れようとしたら・・・
・・・入ってる・・・・ ・・・・ ・・・・

こんな失敗をした人が、
この掲示板には何人もおられます。
もちろん、私もその一人です。
返信 10 MATIA  投稿日 7/7(月) 08:38:44  削除
白峰さま。
フィルムホルダは,使い方を間違えていただけで,故障していなかったようでよかったですね♪


>ここで失敗。シャッターが開いたままでした。

それは,みんなが通ってきた道(^^)

さて,結果はいかがでしたでしょうか?
返信 9 白峰  投稿日 7/6(日) 21:28:57  削除
引き続き白峰です。

マミヤプレス スーパー23、ブロニカS2、SRT−101、オリンパスペンD3

個人的には、みんな地味なカメラ(雑誌に頻繁に登場するようなカメラでない)だと
思っていますが、いずれも私にとっては思い出のカメラです。

父の仕事の関係で、家には多くのカメラ、フィルムとフラッシュバルブ、暗室などが
ありました。したがって、カメラにフィルムを入れてシャッターを押すということは、
子どもの頃から自然なことでしたが、写真について勉強することはありませんでした。

私にとっての表現手段は写真ではないのか?と遅まきに気づいたのは、この数年です。
特に街の写真や古い建物の写真を撮りたいと思い、色々勉強するうちに父が仕事で
使っていたプレスを使おうと決めました。

デジタルでは太刀打ちできない大きなフィルム(素子)に強みがあると思ったこと、
新たに4×5を買うのはかなりな出費になること、
(よく分かっていませんが)アオリがあるというのも魅力でした。
※アオリについては、後日お聞きしたいことがあります。

フィルムがアレレ???で1週間遅れのスタートになりましたが、これからプレスを
(ブロニカも)勉強していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。


返信 8 白峰  投稿日 7/6(日) 20:56:26  削除
皆さま、こんばんは。白峰です。

まず報告を。

フィルム装填は、やはり私の間違いでカウンターが動かなかったことが判りました。
ローラーの上を通してスプールに巻き付けて蓋を閉じたところ、カウンターは無事
動作しました。お騒がせしました。

ということで、今日の午後、初めてマミヤプレスで撮影をしてきました。

まず、同じ構図のまま、絞りとシャッタースピードを変えながら5枚撮影。
その後レンズを100mmから65mmに変更。ピントグラスでピントを合わせて、
フィルムフォルダーを装着して、ここで失敗。シャッターが開いたままでした。

絞りとシャッタースピード、ピントを合わせるまでのマニュアルは経験あっても、
シャッターをチャージしたり開放にしたり、という究極?のマニュアルは初めてで、
かなりな慎重さが必要と判りました。

すぐ現像に出してきましたが、どんな具合で写っているか楽しみです。

PS.
同時にブロニカでも同じ被写体を対象に、同じ位置から撮影しました。
(フォーマットが違うので、同じ構図にはなりませんが)
じつは、このブロニカも初めてです。
デッドストック品なので、文字通り初撮影でした。

返信 7 れんずまにあ  投稿日 7/3(木) 16:19:14  削除
ローラーの下にリーダーペーパーを潜らせるカメラは、ローライフレックス二眼レフのみです。これはローラーでフィルムを挟んでリーダーペーパーとフィルムの厚味差を感知して自動的に1枚目を出すシステムだからです。結構これが有名なので、他のブローニーフィルムでも勘違いをされるかたが居られます。

マミヤプレスホルダーII型、III型はごらんのとおり巻き上げレバーを動かすと後ろから見て左側のスプールが回転します。左に巻き上げ側の空スプールを入れ、右に送り出し側の新フィルムを入れて、L字型になったホルダーを直角3角形の短辺2辺とすると、フィルムは左右の頂点の最短距離をぴんと張るように装填します。つまりフィルムは三角形の長辺になります。そして張りつめたままで裏蓋を閉じれば理想的なフィルムテンションが得られた状態で装填完了。あとはカウンター1が出るまでレバーを巻き上げ、前の使用方法書き込みへ続きます。

マミヤプレスホルダーは、撮影に重要なフィルム面浮動が少ない、平面性が高いことで有名です。おそらく、120フィルムで画質を維持するという意味では世界最高のホルダーではないでしょうか。
返信 6 白峰  投稿日 7/1(火) 22:26:21  削除
スポックさま、れんずまにあさま。こんばんは。白峰です。

色々お教えいただき、ありがとうございます。

色々私も調べてみて、一つ気がついたことがあります。
実は、正しくフィルムが入っていなかったことが原因ではないかと。

実は、巻き取りスプールの横にあるローラーの下にフィルムを通していました。
圧板に密着させるためには、当然ローラーの下を通すと思い込んでいました。
これが原因のように思えます。(同様の入れ方をした事例を発見しました)

http://okwave.jp/qa2844094.html

週末に再挑戦したいと思います。


> デジカメが幅を利かしているご時勢に、
> マミヤプレスを新たにお使いになろうとは、
> 誠に良い心掛けと存じます。

お褒めいただき、ありがとうございます。

実は、非常に合理的部分とノスタルジックな部分が入り乱れていて、
後日、自己紹介を兼ねて書かせていただきます。

子どもの頃からカメラは身近にゴロゴロありました。
このマミヤプレスもその1台です。今は少なくなりましたが、あと、
ブロニカS2、SRT−101、オリンパスペンD3が手元に残っています。
デジタルも使いますが、フィルムカメラも使い続けたいと思っています。
返信 5 れんずまにあ  投稿日 6/29(日) 21:24:57  削除
巻き止め解除レバーの正常位置は左です。

巻き上げ前に、このレバーを私は親指で左から右へ倒します。
正常であればレバーはスプリングテンションが掛かっていますから自動的に左端へ戻ります。
返信 4 スポック  投稿日 6/29(日) 21:20:16  削除
白峰様こんにちは。
デジカメが幅を利かしているご時勢に、
マミヤプレスを新たにお使いになろうとは、
誠に良い心掛けと存じます。

既にご存知のこととは思いますが、
フィルムホルダーの基本的な使い方を説明させていただきます。

*フィルムの装填
1.裏蓋を開ける。
2.空スプールを左側の軸に嵌め込む。
3.裏蓋を開いてロールフィルムを右側の軸に嵌め込む。
4.リーダーペーパーの先端部を空スプールに差し込む。
5.巻き上げレバーを操作してリーダーペーパーを巻き取り、
  スタートマークを合わせる。
6.裏蓋を閉じる。
7.巻き上げレバーが止まるまで、何度も巻き上げる。
8.巻き上げレバーにロックが掛かったら、
  フィルムカウンターは「1」を示しているはずです。

*フィルム巻上げ
9.フィルムホルダーとシャッターは何も連動していません。
  (フィルムホルダー3型を除く。)
10.シャッターを切ったら(撮影したら)
   解除レバーをスライドさせて下さい。
   それで巻き上げレバーのロックは外れます。
   指を離せば解除レバーは元に戻ります。
11.巻き上げレバーが止まるまで、何度か巻き上げます。
   レバーを一杯まで巻けば、丁度2回で終わります。
   それで1コマ分巻き上がります。
12.8コマ目を撮影して、解除レバーを操作すると、
   その次は何回巻いても、ロックが掛かりません。
   手ごたえが軽くなるまで、何度も巻き上げて下さい。
13.手ごたえが軽くなれば、裏蓋を開けても大丈夫です。
   フィルムを取り出して下さい。

白峰様のフィルムホルダーは、
PMN様がご指摘のように、
解除レバーが「戻っていない」のだと思われます。
分解してみる前に、指で戻してみては如何でしょうか?
それで正常化するようなら、解除レバーの渋りです。
フィルム1本を犠牲にする覚悟で、
いろいろ試して見られては如何でしょうか?
削除 ここに掲載された記事は 6/29(日) 21:20:01 に削除されました.
返信 2 白峰  投稿日 6/28(土) 23:37:37  削除
PMNさま、初めまして。早速の情報ありがとうございます。

> 巻き上げレバーの下にある巻き上げ解除レバーの不具合か、
> 右手側の真鍮のギアがフリーになっているのだろうと思います。
> HPに分解の手順も書いてありますので、ご自分で分解され、
> 調整されてはいかがでしょうか。

貴HP、拝見いたしました。ありがとうございます。
案外簡単に分解できるようで、挑戦してみようと思います。
(あいにく手元にカニ目回しがありませんので、ディバイダででも?!)

巻き上げレバーの下にある爪は、巻き上げ解除レバーというのですか。
そういえば、中途半端な位置で止まっています。これが怪しそうです。
正常位置は右、左どちらなのでしょう。

白峰
返信 1 PMN  投稿日 6/28(土) 20:17:05  削除
白峰さん、こんばんは

>>6×9のフィルムフォルダーに120フィルムを装填したのですが、
巻き上げレバーが止まることなく、どんどん巻き上がっていってい、
あれれ??と思っているうちに、1本全部巻ききってしまいました。
(裏蓋にフィルム遮光紙に書かれた番号を読む穴はありません)

私のHPにプレスのホルダを分解した写真があるのでご覧ください。
http://ja8pmn.fc2web.com/camera/sinri/Panorama/Panorama_1.htm

おそらく白峰さんのホルダは、巻き上げレバーの下にある巻き上げ解除レバーの不具合か、右手側の真鍮のギアがフリーになっているのだろうと思います。HPに分解の手順も書いてありますので、ご自分で分解され、調整されてはいかがでしょうか。


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