撮影日記


1997年06月08日(日) 天気:くもりのち雨

ラピス大歩危

瀬戸大橋を渡るのは3回目である。初めて渡ったのは,瀬戸大橋開業の日。「青春18きっぷ」の有効期間最終日の4月10日のことである。電車で往復したものである。
 その後,社員旅行のときにバスで渡った。このとき,四国から本州へはフェリーで戻ったので,瀬戸大橋は片道だけである。

この日,徳島県三好郡山城町にある「ラピス大歩危」を訪れた。広島インターから山陽道を走り,瀬戸大橋を渡って大豊インターまで行くのだが,瀬戸大橋の通行料金はトータルの通行料金の60%くらいを占めているのである。「瀬戸大橋は(料金が)高い」という声にも十分にうなずけるものがある。そのおかげだろう,道路は空いていて快適であった。

「ラピス大歩危」は,「かずら橋」などで有名な大歩危峡谷にある。大歩危峡谷を訪れたことのある方なら,峡谷の舟下りに乗船された方もいらっしゃるのではないだろうか。その乗船場のそばに新しく作られた「石の博物館」なのだ。
 これは,いわゆる第三セクターで運営されており,非常に立派な建物である。さらに,館内に展示されているものも,貴重なもの,立派なものが多い。結晶片岩などの岩石には,ふつうの人はあまり興味はないかも知れないが,それも美しく見えるようにディスプレイにもかなり工夫がされている。
 見どころは,やっぱり宝石とその原石であろう。
 ここは「石の博物館」の名にふさわしく,さまざまな石が展示されている。化石も少しだが展示されている。先カンブリア時代の「エディアカラ動物群」と呼ばれる不思議な生物の化石もあった。視点を変えて,体の中にできる,いわゆる「結石」さえもあった。さらにこの日は,特別展として,月の石や,いん石も展示されていた。
 非常に素晴らしい展示であるが,難点は交通があまりに不便であること。もっとも,ここ「大歩危峡谷」は超有名な観光地なので,観光バスのルートにも組み込まれているようだ。だから,訪れる人もそこそこあるようだ。


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