撮影日記


1997年08月03日(日) 天気:晴ところによりにわか雨

海は広いな大きいな

事故ってしまった。
 午後,常清滝へ向かう途中の道である。吉田から見て式敷の手前に,かなりきついカーブがある。そこで側面に接触された。ドアミラーがふっとんで運転席のガラスが粉々になったが,私は幸いかすり傷1つですんだ。愛車の走行には問題なさそうであるが,やっぱりこの機会に買い換えた方がいいのかな。
 それにしても,もう1ヵ月以上,常清滝に近づくことすらできない。近づいてはいけないなにかがあるのだろう,と思うことにしよう。

 さて,午前中は,島根県益田市の持石海岸にいた。ほかでもない,ニコンピカイチカリブを使うためである。 35mm レンズで最短撮影距離が 0.7m なので接写の類は不可能だ。また,本格的なダイビングをするわけではないので,基本的に海岸から「波」を撮ることにした。
 波打ち際に腹這いになってカメラを構える。ファインダーの向こうで海面が盛り上がってきた。こっちにくる。波が崩れて白くなった。よし,かちゃ,じー。うーん,昔のコンパクトカメラの音は情けない。などと思う間もなく,私は頭から波をかぶっていたのであった。海水は目にしみる。次のコマからは,いちおうゴーグルをつけて構えた。
 次に,腰の深さのあたりまで海に入る。そして,海岸を向いて撮影してみた。普通のカメラではちょっと撮影したくないポジションであるが,これは無意味だったかも知れない。波を背後からみても,全然おもしろくないのである。それにしても,波がくるたびに体がゆれる。本格的に水中撮影されている方は,カメラを安定させるためにかなりの苦労をされているのだろうな,と思った。
 さて, 10 時を過ぎてそろそろ常清滝へ移動しようと海岸へ向かった。すると近くを異様な物体が漂っている。なんだろう,近づいてみると,イカの死体であった。海岸へ打ち上げられたかと思うと,また海の中にはいり漂っていく。そしてまた打ち上げられる。それの繰り返し。ちょっとグロテスクかとは思ったが,水中から撮ってみた。さて,どんな写真ができあがることか。ちゃんと写っていればいいんだけど。

結局,今日は何年ぶり(思い出せない)かの海水浴になってしまったわけだ。海には2時間ほどしかいなかったのだが,両腕が真っ赤になっている。ふだん,山で撮影するときは,肌を出さないようにしているからなあ。


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