撮影日記


2026年02月26日(木) 天気:曇のち晴

Nikon Z5様をお迎えした

ニコンZシステムは,ニコンが発売するいわゆるミラーレスカメラのシステムである。ニコンといえば,1959年に発売されたNikon F以来のFマウントを採用した一眼レフカメラが有名であった。Fマウントのシステムを引き継ぎ,デジタル一眼レフカメラであるDシリーズが長く発売されてきたが,2018年に従来のFマウントとはまったく異なるシステムのカメラを発売するようになったのである。長く,ニコンの一眼レフカメラを使ってきた者として,まだまだニコンDシリーズを使い続けていくつもりである。一方で,SONY α7などを使ってきて,いわゆるミラーレスカメラの利便性も承知している。だから,いずれはニコンZシステムにも手を広げるつもりでいた。このたびいろいろな事情があって,ついにそのときが到来したということである。
 Nikon Zシリーズのどの機種を選ぶかについては,ほとんど迷うことはなかった。撮像素子が「ライカ判サイズ」のもので,できるだけ安価なものを考えると,Nikon Z5の一択となる。

ここしばらく,レンズを新品で購入することはあっても,購入するカメラボディはもっぱら中古品(あるいはジャンク品)ばかりだったので,新品のカメラボディを購入するのは,もしかすると2004年にNikon D70を買って以来のことかもしれない(2004年12月30日の日記を参照)。

Nikon Zシリーズのカメラは,2018年に発売された,Nikon Z7からはじまった。それから8年が経過しているわけで,その間に多くの機種が発売されている。撮像素子がライカ判サイズのものは,4500万画素級のZ9,Z8,Z7,2400万画素級のZ6,Z5,Zfのシリーズがある。このうち,Z7は2018年の発売後に2020年にZ7 IIにモデルチェンジした。Z6は2018年の発売後,2020年にZ6 II,2024年にZ6 IIIにモデルチェンジした。エントリーモデルとなるZ5は,2020年に発売された(*1)のち,2025年4月にZ5 IIにモデルチェンジした。したがってZ5はすでに旧機種ではあるが,いちおうはまだ現行機種扱いになっている。そして,デジタルカメラは全体としてモデルチェンジのたびに価格があがる傾向があるいま,ライカ判サイズのニコンZシリーズのうちで最廉価機種となっている。Nikon Z5が買えるうちに買っておくのがよいと考えたわけである。

さっそく,ここまでにそろえたマウントアダプタやレンズを装着して,動作確認をする。
 まずは,とりあえず1本だけ購入した(2026年2月9日の日記を参照),ニコンZシステム専用レンズNIKKOR Z 28mm F2.8を装着する。レンズの前玉が小さいと全体が安っぽく見えてしまうが,フードがあれば少しはかっこよく見える。

基本的なユーザインタフェースは,ニコンDシリーズの多くのカメラとほぼ共通しているので,迷うところはない。これまでと変わらない感覚で使用できそうである。上面のダイアルはモード切替だけのシンプルなもので,マニュアルモードにしたときには親指があたる側(カメラの後ろ側)のダイアルでシャッター速度を,人差し指があたる側(カメラの正面側)のダイアルで絞りを選択することになる。レンズのピントリングの感触や,その回転とファインダーに見える像のピントの変化にも違和感がない。
 つぎに,FTZ Uを使って,Fマウント用のズームレンズ,AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-EDを装着する。 オートフォーカスなども含めて,使用感に違和感はない。とりあえずこれ1本あればたいていの場面には対応できる便利なズームレンズなので,持ちだす機会は多くなるだろう。マウントアダプタを併用しているので,どうしても全長が長くなってしまうのは残念である。とはいえ,現在のところZシステム用にラインアップされている NIKKOR Z 24-120mm f/4 S は,全長が118mmもあるので,あまり変わらない。コンパクトさを期待して購入するようなレンズではない。

そして,ライカMマウント用レンズを使うためのマウントアダプタを使い,NOKTON Classic 40mm F1.4を装着する。個人的に,ライカ判のカメラでは,40mmくらいの焦点距離を使いやすいと感じている。ニコンZシステムには,NIKKOR Z 40mm F2という比較的廉価なレンズがラインアップされており,NIKKOR Z 28mm F2.8ではなくこちらを購入するという選択肢もあるが,まだ購入して間もないNOKTON Classic 40mmF1.4をもっと使いたいので,今回は見送ったわけである。

そして,ライカMマウントに変換するマウントアダプタを利用することで,Exaktaマウント用のレンズなど,さまざまなレンズを利用できるようになる。これだけ用意しておけば,しばらくはじゅうぶんに楽しめるだろう。

さて,まずはじめに狙う被写体は,なにになるだろうか。それまでに細かい操作などをいろいろと確認しておきたい。

*1 Z5 (株式会社ニコン)
https://nij.nikon.com/products/lineup/mirrorless/z5/


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