撮影日記


2025年04月28日(月) 天気:晴のち雨

ふたたび国立国会図書館関西館を利用してみる

国立国会図書館デジタルコレクションの「個人向けデジタル化資料送信サービス」は,そのサービスが開始された当初から利用してきた(2022年5月28日の日記を参照)。自宅からでも利用でき,全文検索も可能になっていて,重宝している。しかし,「国立国会図書館限定」となっている資料も少なくない。それらを閲覧するには,「国立国会図書館(東京本館)」や,「国立国会図書館関西館」を訪れる必要がある。東京本館を訪れたことはまだないが,関西館については先月はじめて訪れて利用した(2025年3月29日の日記を参照)。どちらの館も,日曜日および祝日が休館日になっている。平日に仕事の休みをとって,しかも大阪に滞在しているという機会がないと,なかなか訪れることができない。

先月は「青春18きっぷ」を利用していたので,JR学研都市線の祝園駅から国立国会図書館関西館を訪れた。今日はそのような制約がないので,近鉄けいはんな線の学研奈良登美ヶ丘駅からバスに乗り継いで訪れることにした。大阪市内を起点にすると,地下鉄でなんば,日本橋あるいは谷町9丁目まで行き,そこから近鉄奈良線に乗り換える。そして,生駒駅で近鉄けいはんな線に乗り換えて行くのが近道で,かつ運賃が比較的安くなる。近鉄奈良線は,楽しい路線である。東大阪の市街地を抜けたかと思えば,いつのまにか山をぐんぐん登りはじめている。しばらくして振り返ると,大阪の市街が広がって見えている。そして,長大なトンネルに突入する。車窓の変化が,非常に激しいのである。

「業界としてバカチョンカメラをコンパクトカメラに言いかえることにした」という内容の記事を,1980年ころの「日本カメラ」で見たような気がしている。先月は,これを確認したかったのだが,見つけることができなかった。夕方から用事があって,じゅうぶんな滞在時間を確保できなかったのである。今日はゆっくりと眺めることができたが,それらしい記事を見つけることはできなかった。「日本カメラ」ではない,別の媒体で見たのであろうか。この問題はまだ解決していないが,これまでよく理解していなかった「HOLGA」という簡便なカメラが発売された経緯が,「装苑」2004年4月号にまとめられているのを見つけるなど,収穫がまったくなかったわけではない。それにしても,もう少し訪れやすい場所であってほしいものだ。

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